Anker Prime ドッキングステーション レビュー

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商品名:Anker Prime ドッキングステーション (14-in-1, Dual Display, 160W)

Anker Prime ドッキングステーション (14-in-1, Dual Display, 160W) USB PD最大100W出力対応USB-Cアップストリームポート Built-in GaN AC-DC電源装置搭載 10Gbps高速データ転送 4K 60Hz HDMI 2.0ポート 1Gbpsイーサネットポート オーディオジャック MacBook Dell スマホ他対応
Anker Prime ドッキングステーション (14-in-1, Dual Display, 160W)

結論:ドッキングステーション選びで迷っているならとりあえずこれ!

ノートパソコンの拡張性を爆アゲするドッキングステーション。これがあればThunderboltケーブル1本接続するだけでノートPCをデスクトップPCのように使える。外ではノートPCとして、自室ではThunderboltケーブル1本繋いでデスクトップのように使用できるのが魅力的。

ただこのドッキングステーション、意外と買うのが難しい。3000円程度のハブタイプのものから5-6万円程度する超高性能機まで様々あり、当然備えている機能も様々です。本記事を読んでくれている読者もAmazon等で検索したときにどれを買えばいいかかなり迷ったと思います。私も徹底的に調べ、値段や機能等を比較検討して本機を購入しました。
 正直に言うと理想ではないです。転送スピードやポート数、インターフェースが理想には届かなかった。ただ、それらが全部叶うドッキングステーションは高かった。正直たかがドッキングステーションに5万円は出せなかった。
 価格と性能、そしてメーカーの信頼性を考慮すると「まぁとりあえず導入するにはありかな」といった具合。実際に購入・使用しているが一応は満足している。

レビュー

それではこの製品のレビューをしていく。
 前面にはtype-cポート(10Gbps)×2、type-Aポート(10Gbps)×1、充電用にtype-Cポート×2とtype-Aポート×1
 背面にはHDMI×2,イーサネットポート×1,type-Aポート(480Mbps)×3、PC接続用type-Cポート×1がある

Anker公式サイトから引用

 本体への給電は背面から伸びているプラグを直接コンセントに接続する形式。PCへの給電は100W対応である。

 本製品の魅力はなんと言っても100W給電(しかもACアダプタ内蔵)にも関わらず比較的安価な点です。安価な製品だと65W給電や80W給電のものが多い中、100W給電可能なのは魅力的。現行のノートPCならば省電力なものであれば65W、GPU搭載等ハイスペックなモデルでも100W給電であるため、とりあえず100Wは欲しい。
 そしてACアダプタ内蔵という点も大きい。本体への給電がPDによる給電、つまり別途急速充電器が必要な製品も多いが本製品は内蔵しているため追加の出費がないのは助かる。
 また、マニアックな話にはなりますが映像出力がDisplayLinkではなくネイティブ出力な点も気に入っている。詳細な説明は省くけど、DisplayLinkでは遅延が発生することがあり、また多少ではあるがCPUへ負荷をかける。ドライバのインストールも必要になってしまう。
 本体前面に急速充電ポートが3つあるのもありがたい。デスク上の充電器をこれ一つに集約することができる。

 Anker製という点も大きい。昔は安いのに高性能なまさにコスパの良いメーカーだったAnker、今では正直あまり安くはない気もするけど性能と信頼性は健在。高価な製品、しかもそここそ発熱もする類の製品なのでメーカーの信頼性も重要。

  ここまでをまとめると
 ・100W給電可能
 ・デュアルディスプレイ(ノートPCのディスプレイを含めるならトリプル)対応
 ・高速通信ポート、急速充電ポート搭載
 ・信頼のAnker製、値段も比較的安価
 が魅力の製品です。私も購入して数ヶ月使用しているが概ね満足しています。

 もちろん不満がないわけではない。type-Aの高速通信ポートが1つだけというのは少ないし、SDカード・microSDカードを読み取れないのは正直きつい。しかしその問題は前面のtype-Cポートに数千円程度のtype-Cハブを接続すれば解決する。少し不格好ではあるけどまあ許容範囲。

type-cハブを接続しSDカード使用できるようにした

 また、Thunderboltダウンストリームポートが無い点や、高速通信ポートでも速度が10Gbpsという点も気にはなる。探せばThunderboltダウンストリームポートが複数、SDカードポート搭載、40Gbpsで通信というドッキングステーションも存在はする。正直そっちの方が欲しい。ただ、それらは高いのだ。5-6万程度はする。正直ドッキングステーションにその価格は出せなかった。(繰り返し)

 総じて、セール時なら2.3万円でまあまあ使えるこのドッキングステーションはおすすめである。

 ※macbook使用者はまた少し話が変わってくる。macbookは種類によってマルチモニターの枚数に制限があるため注意して欲しい。X(@mosuke_cospa)にて質問して頂ければ答えられる範囲で回答させて頂きます。

まとめ

  • セール時なら2万円前後と低価格ながら必要十分な性能を備えたコスパの良いドッキングステーション
  • 「あまり詳しくないけど、とりあえずドッキングステーションを導入したい」というならこれがベスト
  • 別途SDカードリーダー搭載のtype-cハブ(3000円程度の物で十分)を購入すれば隙もなくなる

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